大学1年生の頃の食パン生活!100円すら大変だね

大学1年生の夏、私は人生で一番の貧乏生活を送っていました。もともと家が裕福ではなかったので、大学進学も親に頼み込んでさせてもらいました。

 

東京の、しかも私立大学だったのでかなりの費用が必要でしたが、それでもどうしても勉強したいことがあったので、多少の貧乏生活は我慢する覚悟で上京しました。本当に家計ギリギリの中での進学だったので、親との約束で仕送りは4月から6月までの3か月のみと決めていました。

 

奨学金も借りていたし、その間にアルバイトを始める予定だったので大丈夫だろうと楽観していたのですが、現実はそう簡単にはいきませんでした。まず、大学生になって他人と交流する機会が増えたことにより、交際費が今までの倍以上になってしまいました。

 

友達や先輩の誘いを断るのが苦手な私は、お金がないと分かっていながら誘いに乗ることもしばしばありました。また、大学の講義の時間と希望のアルバイトの勤務時間がなかなか合わなくて、6月になってもアルバイトを始めることができませんでした。とうとう親からの仕送りがなくなる7月。通帳を見て呆然としました。家賃や光熱費を引いて残った額がなんと、1万円にも満たなかったのです。そこで初めて、自分の甘さに気が付きました。

 

やりたいアルバイトを選んでいる場合じゃない、とにかく稼ぐことが最優先だと思い、単発のアルバイトを繰り返しました。しかし給料が振り込まれるのは月末。体を壊しては元も子もないので全財産を食費にまわしましたが、野菜や肉などを買って調理するお金も時間もありません。結局8枚切りの食パンを大量に買い、家にある調味料を付けて食べる日々が続きました。その頃はお金がないと正直に言うことがすごく恥ずかしくて、友達からの遊びの誘いも何かしら他の理由をつけて断っていました。

 

それが原因なのか、どんどん友達も離れていってしまい、お金がない不安と孤独との板挟みでかなり辛かったです。これからはきちんとお金の計算をしてから物事を進めようと思えた出来事でした。